桜と結婚指輪と - リングプレゼントガイド

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桜と結婚指輪と

桜と日本人

桜と日本人との付き合いは、紀元前にまで遡ります。桜には神様が宿っているとされており、人々に生きる糧を授かってくれたそうです。桜の名前の由来は諸説ありますが、神様が深く関わっていると伝えられています。
さらに東京にある神社では、桜がモチーフのお守りが販売されています。また埼玉にある神社では、厄除けとして桜を模した鈴も販売。神聖な桜を結婚指輪のモチーフに使えば、ちょっとしたお守りとしても使えるのは言うまでもありません。

初桜の指輪

桜をモチーフとした結婚指輪を取り扱っているのは、国内ブランドになります。海外ブランドで桜モチーフの結婚指輪は、確認取れずでした。
ある国内ブランドでは、初桜がモチーフとなっています。初桜は、桜の花が咲いてしばらくも経っていない桜のこと。初桜の素晴らしさは、江戸時代の俳人も句にするほどです。枝にしっかりと根づいて美しい花を開く様は、まさに人生を共に歩む夫婦の意気込みを象徴するかのよう。ど派手な印象はなく、力強い花びらを思わせるデザインは「お見事」の一言です。

恋と桜

恋と桜をモチーフにした結婚指輪も、国内ブランドで取り扱われていました。全体的なフォルムはスッキリとし、仕事の場に持ち込んでも問題ないでしょう。特徴的なのは、木目金(もくめがね)と呼ばれる製法で作られたものになる点にあります。
木目金とは、違う金属同士をかけ合わせて木目模様を作る技法のこと。かつては侍が使っていた刀の鍔につかわれていましたが、現在は結婚指輪の技法として使われています。

桜色の指輪

わかりやすく、桜の花が刻印された結婚指輪もございます。レアメタルをメインに扱うオーダーメイド店では、指輪の表面に桜色をした花びらが刻印されていました。桜色は着色したものではなく、特殊加工によって発色されたもの。だから余程のことがない限り、色落ちすることはありません。
桜は今も昔も、日本人の心に染み付いている特別な花。「純潔」という花言葉を持つ花を指輪に入れることにより、精錬された思いになれるでしょう。